Friday 2020.11.27 吉岡里帆 ドラマティックな秋



トップ女優が魅せた艶やかな素肌

柔らかな魅力の裏で、実はクールでシリアスな雰囲気も
似合う。女優として変幻自在な彼女が、育児に奮闘する
母親役に挑戦した新作映画が今月公開。
本年4回目の表紙撮り下ろしで、
目を見張る新たな一面と色香を切り取った。



ありふれた瞬間の笑顔を大事にしたい

一度は愛した男に向けて放つ冷たい眼差しと厳しい言葉──。キュートな笑顔がトレードマークの彼女にとって、映画『泣く子はいねぇが』は新境地を開拓する作品と言えそうだ。

「脚本を読んだ時、今回演じたことねの“怒りを感じるポイント”が自然と理解できて、思い切り厳しい態度で臨むことができたと思います」

秋田県・男鹿半島を舞台に、娘が生まれても大人になりきれない男・たすくの葛藤と、その妻・ことねの人生の選択を描いた本作。吉岡里帆演じることねは、日々の育児に追われ、現実に向き合う中で、いっこうに父親になる覚悟が見えないたすくにいら立ち、愛想をつかす。

「たすくは子供っぽくて、子供が生まれても青春を追いかけ続けている感じ。目の前の人を大切にできていないように感じてしまいます」

彼女にとっての理想の夫婦像は、「毎日ご飯を一緒に食べて、おいしいと感じられる関係」なのだそう。

「日常のありふれた瞬間を共有して幸せだと思える人がいいですね。笑いのツボが同じというのも大事です」

実は、理想の夫婦像の一つが自身の両親なのだという。

「両親の仲が良いと、子供はすごく安心できるんですよね。この作品もきっと二人で映画館に見に行ってくれるんじゃないかな。でも、『あんなキツイ言い方をしたら、夫婦関係は上手くいかへんよ〜』って言われそうですけどね(笑)」

母親役に挑戦するのは今作が初めて。友人にリサーチしたり、育児に関する漫画やブログを読んだりしてイメージを膨らませていったそうだ。

「母親役なのに、この作品では夫と笑顔で過ごすシーンが一度もなかったので、今度は幸せな家族を描く作品で母親役を演じてみたいです」


 

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